2025/02/18 18:00
竹花正弘|秋田菫 師弟展
2025.2.28(金)-3/9(日)
12:00ー19:00
目黒区大岡山1-6-4
※3/3(月)休み
唐津で作陶される竹花正弘さんと
竹花さんに弟子入りして陶芸家として歩み始め、
2年ほど前に独立した秋田菫さんお2人の展示会を開催いたします。

竹花正弘さんは
古唐津を軸とした古陶をよく学び大切にしながらも、今を生きる作家として
静かな作風の中にも強い情熱を感じさせる作家です。
派手さのない、素っ気ないとも言える表情を持つ器は
使うほど、手に取るほどにその線の美しさ、唯一の存在感に気付かされます。
湯呑みひとつ、猪口ひとつから、ぜひ竹花さんの器との暮らしを始めて頂きたいです。
毎日使うことで見えてくる、あるべき器のかたちに気付きます。

秋田菫さんは美大を卒業後、竹花正弘さんに師事。
3年間の修行の後に、2021年に独立をし窯作りから始めました。23年の暮れに初窯。
岡のでは5年前からお付き合いのある竹花さんを通して秋田さんと出会いました。
心に添うようなかたち。たおやかな草花の線、迷いがないような筆運びには遊びもあり、余白が美しい。
草花を無心に眺める秋田さんの姿が浮かびます。

なぜ秋田さんが竹花さんに弟子入りをしたのか、
竹花さんの器を手にするとよくわかります。
細部も、全体も、秋田さんの指針とするものがそこにはあります。
ですが器には竹花さん、秋田さん、おふたりの目と精神がそれぞれの手によって作られています。
春を待つ器をぜひ見つけにいらしてください。


竹花正弘